制作年月日：2012年10月
サイズ：四曲一隻(1600mm×3200mm)
材料：雲肌麻紙・顔料・箔・膠
宗教法人洗心山青蓮寺蔵

　ともすれば暗い事や目先の事にばかりに目がいってしまうこのご時世ではありますが、そんな気分や世相を吹き飛ばしてくれる様なものを描いてみたくなりました。
揺るぎない力と未来への飛躍。「龍」という存在に私はその様なものを感じてしまいます。憧れ。といったものもあるかもしれません。
富士山の元で二頭の阿吽の龍が互いに睨みをきかせながら対峙している様に、色々な想いを込めて描いたものです。

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