制作年月日：2008年10月
サイズ：P4号
材料：雲肌麻紙・顔料・膠・箔
個人蔵

　お互いを想いながらその間を神々によって引き裂かれてしまう(Crocus)とスミラックス(Smilax)。
悲劇に暮れ自ら命を断ってしまうクロッカスですが、花の神がそれを悼み、青年をクロッカスの花に、娘をスミラックス(サルトリイバラ)の花に変える。というギリシャ神話があります。
その話を元に「想う」という事を私なりにイメージしながら２枚の作品に込めて描いた作品です。

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